ソフトバンクの社長である孫正義さんが日経ビジネスのインタビューに答えています。
現在公開されたのは2時間以上にも及んだインタビューの前半部分のみですが、興味深い発言をいくつかされています。
ソフトバンクはiphoneの販売からの撤退さえありえた
auからiphone4sの販売が公式に発表前、ひとつのつぶやきが話題となりました。
正道を選ぶか邪道を選ぶかだ。
といった含みを持たせたツイート。
auからの販売が大きく噂されていた時期だけに、ソフトバンクを選ぶのは正道でAUを選ぶのは邪道と言いたいのでは?といった穿った推測記事がいくつか飛び交いました。
この発言の真意を以下の様に回答しています。
我々の独占的関係が崩れたことで、iPhoneに背を向けて、別の方向に一気に力をシフトするという経営的な選択肢はありました。仕入れの条件のことを考えて、目先の利益を確保するためにiPhoneから撤退するということもありえたと思います。
日経ビジネス 孫正義インタビュー(前編)
つまりは独占が崩れるという圧倒的不利な状況でアップルの厳しい販売条件を飲み、四苦八苦するよりは、いっそのこと、iphone4sの販売権を捨て、利益率が高い製品を主力にする選択肢もあった。
という意味だったそうです。このインタビューからも、そして様々なアップルに詳しい知識人の発言からも察するに相当アップルの販売ノルマ及び利益率は低いんでしょうね。
iphone5の販売は果たしてどういう感じになるのでしょうか。中にはドコモも加わりソフトバンク、AU、ドコモで発売されるなんていう人もいますが、アップルの方針が変わらない限り、SBもしくはAUが撤退することもありそうです。