今年の秋よりアップルはiCloudを開始します。こちらはなにも次期iphoneと呼ばれるiphone5を購入しなくてもiphone4やiphone3Gなどでもアップロードすることで無料で利用出来ます。
iクラウドってどんなものなの?
でもクラウドっていったいなんのことでしょうか。軽く調べてみてもインターネット上の雲というように掴みどころのない説明が並びます。
具体的にクラウドについての説明をします
たとえばGmailやヤフーメール、ホットメールなどがそうです。これらのメールボックスに送られてくるメールは自宅のパソコンでなくても友達のパソコン、または携帯から閲覧することが出来ます。
つまり受信されたメールはクラウドに保存されており、パスワードを入力してログインすればどこでも閲覧することが出来るのです。
メールだけではありません。サイバーエージェントがやっているアメピグなんかもアメーバブログにログインすればどのパソコンからも自分のピグ設定を読み込めます。
普通のゲームであればメモリーカードや自宅のハードディスクがなければ設定を読み出せなかったのがクラウドに保存されることによってどのPCからでも設定の読み出しが出来るのです。
クラウドで個人情報が盗まれる可能性はないの!?
可能性からいうとあります。危険性は0ではありません、というよりクラウドに限らず全ての事柄は安全性が100%にはなりません。
自宅のPCに保存していても空き巣に入られてデータを盗まれるかもしれないし、ハッキングされるかもしれない。
要するにそれ位のレベルで、盗まれる可能性は0ではありませんが限りなく低いということです。
iCloudはなにが保存出来るの?
ネット上にあるハードディスクの様なものなので、なんでも保存出来るわけですが、具体的に例をあげてみると写真や音楽、動画などがそうです。
どう変わるのかというと、今まではiphoneで取った動画をパソコンで見る場合は同期させることが一般的でしたが、iCloudに保存しておけば同期なしで即iphoneで取った動画がパソコンで見れるようになります。
また電子書籍をクラウドに保存しておけば、iphoneで見ていた続きを自宅のPCやipadで見たり等、シームレスに色々な端末で見る事が可能となります。
icloudの容量は5GB
無料で使えるiCloudの容量は5GBと発表されています。昨今の500GBはあたりまえ、1TBまであるようなハードディスクの容量とは見劣りしますが、5GBで充分な人も多いと思います。
また、もっと容量を増やしたいという人の為にアップグレードオプションとして有料で容量を増やすことが出来ます。
- 10GB増やすなら年間1700円
- 20GB増やすなら年間3400円
- 50GB増やすなら年間8500円
といった料金プランになっています。
気になるiCloudの開始時期
まだ公式アナウンスは今年の秋というだけで具体的な日程は発表されておりませんが、おそらく10月4日、日本時間で10月5日の午前2時より行われるアップルの新製品発表会でアナウンスがあるものと思われます。