ソフトバンクがiPhone向けあんしん保証パック(i)を発表しました。これは、これまであんしん保証パック対象外だったiphone向けの保証サービスとなり、月額498円支払えば、様々な負担を軽減することが出来ます。
ただし、このサービスを受けられるのは、これからiPhoneを契約する人のみが加入の権利があり、すでにiPhoneを契約している人は加入することが出来ません。
ただ、これに関してはツイッターを見る限り、不満の声が大きいので、後々、孫さんがやりましょう!と言って変わる可能性が十分にあります。
といっても、今回発表されたiPhone向けあんしん保証パックは色々な不安要素が含められてます。
あんしん保証パックとは、どんなサービスか
あんしん保証パックの不安点を語る前に、まずはサービス内容の確認をしておきましょう。あんしん保証パックに加入すると以下の3つのサービスが受けられます。
保証期間外の故障や水濡れなどの際に支払った修理代金の60%※1を、月々のiPhone利用料金から割引します。
全損、または盗難や紛失のあった場合、会員価格で同一機種か指定機種に機種変更できます。
消耗した電池を交換した場合、その代金の60%※1を、月々のiPhone利用料金から割引します。
上記サービスのどこに不安点があるのか?
故障、破損、水漏れのiphone修理代を60%還元
アップルは購入時から1年間の無償保証がある訳ですが、水漏れ浸水や液晶破損などは無償修理対象外となり、17800円の有償修理となります。
あんしん保証パックでは60%戻ってくるということで17800円の60%の10680円が戻ってくることとなります。つまり7120円で修理が受けられるわけですね。
これはそこそこ良いでしょう。問題はその次
iphoneの全損、盗難、紛失
アップルの修理を拒否される程壊れた場合、そして盗難や紛失によって本体がなくなった場合、会員価格で同一機種か指定機種に機種変更してくれるようです。
アップルでは盗難や紛失、そして限度を超えた故障に関しては有償でも修理を受け付けてくれず新たに購入しなおさなければならなくなります。
今回のあんしん保証パックはこういった問題を解決する保証となります。
しかしこの保証、会員価格というのが提示されていない為不明です。
そして会員規約の20条の部分。あんしん保証パック会員規約
故意または重過失があった場合、免責されると書いてあります。
この辺りも気になります。重過失の定義はなんなのか、はっきりとソフトバンクショップで聞いてから契約した方が良さそうです。
電池交換の60%を還元。
アップルのバッテリー交換費用は6800円。それの60%ですから4080円戻ってきます。
ただ、アップルでは購入時、1年間の無償サポートがついてきます。つまり、1年以内にバッテリーに問題が出た時は無償交換してくれるんです。ということで1年目の電池交換の60%を還元は意味がありません。
あんしん保証パックをまとめると
よくモノをなくす人にはオススメかもしれません。ただ、紛失した場合の会員価格という部分の金額が提示されていないので、この点詳しく聞いて契約した方がよさそうです。
月500円、年間で6000円とけっして安くないわけですから。